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大工さんが教える豆知識 「棚板を掛けよぅ!」

一言で棚板を掛けると言っても方法はいろいろありますね 。

①棚受け金具で棚板を受ける方法
②棚受け支柱を利用して受ける方法
③鴨居や長押を利用(和室の場合)して掛ける方法
④桟木を打って受ける方法など

部屋や棚に置く物によっても変わってくると思いますが基本はしっかりしたところに棚板を掛けなければ重荷で棚板が落ちてきては困り ます。

木造住宅の場合であれば柱か壁下地の桟木に止められますがマンションなどのコンクリート住宅や鉄骨住宅には壁下地に桟木 を使っていない場合がありますので気を付けてください。

(Ⅰ)では近年クロス仕上げの部屋が多いのでクロス仕上げの壁下地の桟木について説明させて頂きます。

クロスは合板か石膏ボードに貼ってあるのが一般です。木造住宅の場合、柱と柱の間に柱の幅よりも狭い、間柱という柱が立っています。

それぞれ柱と間柱又は間柱と間柱の間隔は例外を除いて 450 ㎜~500 ㎜で施工されています。

柱と間柱に横向きに胴縁といわれる桟木を 300mm~450 mmの間隔で打ち付けて、その桟木に合板か石膏ボードを張り、クロスを貼って仕上げます。

近年では材木の加工精度がよくなって柱と間柱に直(じか)に石膏ボード張ることが多くなっています。

コンクリート住宅又は鉄骨住宅では、桟木を使う、スチールの間柱を使う、専用セメントを団子状にして使う場合など工法がいろいろあります。

桟木を使う場合で説明させてもらうと、縦向きか横向きに胴縁を打ち付ける場合と縦横両方に胴縁を打ち付ける場合があり、間隔は 300 mm~450 mmで打ち付けて、その桟木に合板か石膏ボードを張り、クロスを貼って仕上げます。

桟木を探すには壁をたたいてみると音の違いでわかりますが、センサーで探す道具や、筒のようなものを壁に押し付けると針が出てきて手ごたえで桟木があるか空洞かわかる道具もあります。

このような道具はホームセンターで売っていますので簡単に購入できます。

壁下地の胴縁や柱・間柱の位置がわかれば、そこに棚受け金物や棚受け支柱や棚受け桟木を釘かビスでとめればしっかりと固定ができ、安心して棚板に物が置けます。

 

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